なんともはや。

JR西日本、運転ミスで一律5万・10万円の賞与減額(読売新聞)

JR西日本は「労基法が定めるのは通常の給与に対する減給で、ボーナスはこの限りではない」としている。

凄いねえ、ほんと。確かに賞与減額は他社でもありうる話かもしれないけど、ひとつは「みんなやってればJR西日本の場合も問題ないといっていいのか=現状がまかり通る実態を改める必要性は皆無なのか」ということ。それから、やっぱりカードが揃いすぎている。賞与減額なり何なり、一つ一つの報道を捉えればすべて大したことはないんだけど、つなぎ合わせると必要以上に厳格な社風を持っていることが見て取れる。
事故を待たなければこうした告発がなされなかった、と指摘することは出来るだろうけど、JR西日本は成功体験の上でこうした規律を敷いていた。上手くいっているときに(信楽などでの事故を無視するとして)水を差すようなことを言うのは、それこそいかなる会社でも至難の技だろう。とはいえ、やっぱり以前指摘したようなアパシー(無気力状態)が会社の隅々まで充満しているのだろうな。私は国鉄問題には詳しくないけど、この病原はなんなのだろう。
たまには自サイト内のリンクを。
JR西日本のアパシー