もはや雨がどうこうカメハメハみたいなことを言ってもいられず、朝から街へ。軽く2、3店のコンビニ風のお店で「ごめんなさいねぇ傘は売ってないの」とにこやかにネイティブな洗礼を受け(寮の売店でもそう)、ようやく折りたたみをゲットした頃にはずぶ濡れ。
ただつくづくラッキーだったのは、ほとんど無風だったことだ。こちらの折りたたみ傘は―私が安いものばかり買っているからなのだろうが―簡単に折れる。通常でも下から巻き上げる突風で傘の骨が折れることはままあるが、吹き降ろす風にさえポッキリいっちゃうんですかと心配になるほど、それは繊細な一品だ。
かつ、更にありがたいことに、ささやかな雑事をこなしている間に雨が小降りに。たいした用事はなかったけれど、やっぱり雨風が吹き荒れる中3時間ぐらい歩いて回るのは厳しかったはず。おかげさまで、本当に最低限の用事だけはどうにか済ますことができた。ありがたや。
しかし、相変わらずライフスタイルが変化しない。これじゃ良くないと、蟻のごとく生きようではないかと、日記のタイトルでも付けてみたのに。パクリっぽかったけど(初めてご覧になる方へ:この日記は当初「蟻となろうぞ蟋蟀」とかいうくどいタイトルだったのです)。気をつけないと、過去に培った生活習慣とはセミ・オートマティックに作用するのだなあ。……とつなげたところで(ほんとは違うところとつなげるはずだったのに……、と書きとめておく)、今日はこの辺で。